古神道の世界に受け継がれている最も大切な神学に「一霊四魂」という哲理があります。
この「一霊」とは、大宇宙を統一している中心を意味し、創造主を指しています。「四魂」とは、宇宙全体、生物世界、個々の生体、そして人間の、総てに至るまでを貫くものとされています。
この「一霊四魂」が、古神道の世界観であり、現代までその口伝は秘伝として脈々とつながっています。
瑞穂神社での古神道の日々の実践が書籍になりました。
日本人ならば、誰でも、知らず知らずのうちに日本の神々に守られて生活していますが、あまりにも身近であるために、かえってわからなくなっているのです。古神道は学問だけでなく、その行法を習得することが何より重要です。古神道の真髄を伝え、古神道の秘伝の行法に触れることにより、世界の宝である古神道の本質が、すこしでも明らかになれば幸いです。